Classic Rock Generation

70年代、80年代、に全盛期だったロックバンドの話題やギターに関する話題などを取り上げます

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ピックアップ交換のために / ピックアップの構造、仕組み

今回は、ピックアップ構造としくみを簡単にまとめます。
※わかりやすくしたつもりですが、絵が無いため後から追加予定です。

●ピックアップの役割

”全弦の振動を磁石とコイルを使って、電気信号に変える”です。

●弦振動が電気信号になる仕組み

まず、“電磁誘導”という電気 現象の仕組みを簡単に理解することが必要です。
磁石には磁力線というものが出ていて、その磁力線が動くと電気が発生するという仕組みです。
『フレミング左手の法則』で、中学のテストのときに左手の指をくねらせて考えたあれですw
すなわち、弦が振動すると、その変化量に従い、磁力線も変化し、比例した大きさの交流信号が発生する仕組みとなります。

●磁力線を作る磁石の種類

アルニコ、とか、セラミック(ハードフェライト)とか、ピックアップを説明するときに出てくるこの言葉自体はご存知かと思いますが、これの詳細を知っている方は多くないかもしれません。
これらは磁石の名称であり、アルニコは、文字通りアルミ+ニッケル+コバルトの混合金属で出来た磁石で、1~15まであるのですが、数値が大きくなるほど磁石が強くなります。
磁力が強いほど弦の振動を拾いやすくなりますが、強すぎると逆に弦の振動が磁石に邪魔されて、すぐに振動しなくなる副作用があるため、磁石はあまり強くない方がサスティーンが増えるといわれています。

ヴィンテージのピックアップは、経時変化で、磁力が弱るためサスティーンが良くなるということです。
Gibsonの レギュラースタンダードピックアップは、アルニコが主流ですが、ヴィンテージを意識したモデルのピックアップは、あえて磁力を抑えた アルニコII(2)とかIII(3)が使われたりしています。
意図的に磁力を低く制御したヴィンテージピックアップを売りにしているメーカーもあります。

●磁力線に影響する弦の材質

弦の材質によっても、磁性体の反応が変わると思います。
磁石同様、磁性体の反応が強まるということは、クリアである反面影響される(サスティーンが落ちる)と言うことになると思われます。ノーマルな弦は、ニッケル、ステンレススティールですが、共に強磁性体であり、どちらを選択しても磁性体としてはさほど差はない様ですが、ニッケル(柔らかい音、テンション低め)<->ステンレススティール(かたい音、テンション高め)という特徴があります。
今話題の弦自体含む強い磁性体で売りのコバルト弦ですが、本物のヴィンテージギターにおいては、磁石が弱っている分音が良くなる可能性はあると思いますけど、本当に磁性が売りなら理屈上は新しめなギターを持っている方はむしろギンギンした音になる可能性があります。そう言っちゃうとコバルトは絶対高くて売れないからだと思いますが、”最強磁性体で、パワフルでクリア”うたい文句に騙されないようにしたいですね。※使ったことが無いので、語れないですが一般の方が持っているギター用としては、うさんくささ満載と感じますw

●ハムバッカーの構造

見た目でわかりますが、2つのシングルコイルを並べたピックアップとなります。
プレート、磁石の上に2つのボビンが付いており、各ボビンには6本のポールピースが入っており、ノーマルなタイプでは、片側が固定ポールピースで、片側が調整様にポールピースの高さが可変出来るようになっています。その他ポールピースの種類としては、丸い穴の様になっているヘクサ型(高域がでると言われています)、バータイプなどがあります。
各ボビンには、コイルが巻かれています。コイル巻数は4,000~5,000ターンとなっています(シングルコイルより少ない)
※ハムバッカーのポールピースは、下の磁石の影響で帯磁した金属ですが、
 ストラトのシングルピックアップは、ポールピース自体がアルニコなどの磁石になってます。
※Fスペースタイプというのもあり、フェンダー系ブリッジ、フロイドローズ・ブリッジのリア・ポジションでの弦間に合わせて、ポールピースの間隔を10.2mmに調整して作られたモデルです。(レスポールの方は間違って買わない様にw)

●コイル、磁石と音色

音色は、永久 磁石の磁力の強さや材質、コイルの材質や巻数、巻き方、そして、磁性体である弦そのものの材質や太さ、巻き方(例えばフラットワウンド、ラウンドワウンド、単線など)などで、大きく左右されます。
磁力の強さは、アルニコ>セラミックとなっています。磁力が強いと弦振動を拾いやすいですが、弦の振動に影響を与えてサスティーンが押さえられてしまいます。
コイルの巻き数は、多ければ多いほどパワーが出ますが、逆に高域が落ちていきます。
また、巻き方ですが、規則的な巻き方をしたときは面白みが少ないとされていて、不規則な巻き方をしたときでは、キャラクターがでるといわれています。
※Gibson Burstbucker 1/2/3 は、数値が大きいほど巻き数が多く出力がでます、また意図的にボビン毎にの巻き数を変えて音づくりをしてます(いい音しますよね)

●ハムバッカーの配線

ヴィンテージピックアップは、単芯+アースでしたが、最近は、2つのボビンの巻きはじめ、巻き終わり、の線がそれぞれでている様な、4芯+アースのピックアップが主流になりつつあります。
背景としては、ハムバッカーの場合、2つ並んだボビンを別に利用するという音のバリエーションつけるのが主流で、ノーマルに加え、シングルタップ、並列につかうハーフトーン、フェイズアウトなどの種類を実現することができます。
単芯とアースの場合は、単芯=ホット、アース(コールド)で簡単なのですが、
4芯+アースの場合は、ホット側ホット、ホット側コールド、コールド側ホット、コールド側コールド、アース と5本線が出ており、しかも、メーカーによってその色が違いますので注意が必要です。
単芯と同様接続だとホット側コールド=コールド側ホット、コールド側コールド=アースと結合し、ホットとアースを 単芯の場合と同じに結合すると単芯と同じ通常のハムバッカーとして使用できます。

----------- -- ホット---> 1芯のホット
[ ● ● ● ● ● ● ]
----------- -- ホット側コールド --
|
----------- -- コールド側ホット --
[ ● ● ● ● ● ● ]
----------- -- コールド --
| |---> 1芯のアース
--------- アース ----

※なぜ +(プラス)、-(マイナス)と言わずに、ホット、コールドというかというと、信号が直流ではなく交流であるため、プラスとマイナス交互に山ができる交流のプラス側の山が出来るときの電流の流れでその時+(プラス)になる側をホット、-(マイナス)になる側をコールドと呼びます。

タップは、片側1コを使うことによるシングルコイルのクリアな高音主体の音を作ることができます。
ハーフトーンは、並列に接続して、ハムバッキング(ノイズ除去)は生かしつつ、ストラトのネック+センターの様なハーフトーンを実現することができます。
フェイズアウトというのは、2つのボビンのフェイズ(位相)をわざと逆に外す形にして、結果出力は低めで低域が抜けた特徴的な音となります。ゲーリームーアのエピソードで、Gibson LPのネックピックアップが間違って上下逆につけられてフェイズアウトの状態だったが、思いの外魅力的な音だったので最後までその状態で使っていたというのは有名な話です。

●ハムバッカーの特徴

直列に繋いだ場合、極磁をマッチさせることによってハムを打ち消すようになっており、
さらに、2コ直列なのでパワーは当然大きくなります(単純に2倍ではないです)。
”ハムバック”は、低周波のハムノイズをバッキング(除去)するという意味となります。
音質は、太く中低域で豊かな伸びがあり、出力も高くなりますが、構造上高域が減衰しやすくなります。
カバードタイプとオープンタイプがあり、カバーがある場合ノイズに強いのですが、ない場合は高域のレスポンスが向上します。


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コメント

へ~(トリビアの泉)古!

ぶりさん、こんにちは。

凄いですね、何処でその知識を身につけられたのですか?
勉強になります。
もうポチポチポチですよ。
私のギターも診ていただきたい…

私もぶりさんに触発されました!!!
レスポール・スタジオ、サーキット全部交換してみようと思います。
私は手抜きで行きますね!
前回PRSパーツを買ったドイツからキット+αで購入予定です。
ヴィンテージ風に仕上げますよぉ~
ばら売りもしてます。↓ココ 注目です。

http://www.crazyparts.de/00000099561085602/0000009b9311a1b02/index.php

  • 2012/09/12(水) 15:27:59 |
  • URL |
  • リッチーエリックボーン・ペイジリックス #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> 凄いですね、何処でその知識を身につけられたのですか?
ギター関連は短期間で調査したものですので、間違っている場合もあるかもしれません。
その時はご容赦ですw

  • 2012/09/12(水) 22:50:46 |
  • URL |
  • ぶり #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> 私もぶりさんに触発されました!!!
> レスポール・スタジオ、サーキット全部交換してみようと思います。
おおぉ、応援します。

> 私は手抜きで行きますね!
> 前回PRSパーツを買ったドイツからキット+αで購入予定です。
> ヴィンテージ風に仕上げますよぉ~
ギター自体購入するのも楽しいですが、パーツ変更で気に言った物に仕上げるのもまた楽しですよねw

  • 2012/09/12(水) 22:52:25 |
  • URL |
  • ぶり #-
  • [ 編集 ]

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